私たちについて

NPO法人日本ウクライナ友好協会KRAIANY(クラヤヌィ)は、日本とウクライナの架け橋として、国際交流を通じて世界平和に貢献する場と機会を提供することを使命として活動しています。

私たちは2000年から日本の皆さんにウクライナ文化を広め、交流を通してウクライナを身近に感じていただくために、非公式なウクライナコミュニティーとしての活動を行ってきました。そして、2021年になって、正式にNPO法人としての登録を完了しました。

この新たなステップによって、より一層の専門性と責任感を持って、私達の目標を追求していくことが可能になりました。 教育イベントやワークショップ、フェスティバルなど、ウクライナ文化イベントを通してウクライナの多様な側面を紹介し、人々が文化的な交流を通じて理解を深める機会を提供してきました。

ロシアが2014年にクリミア半島を違法的に併合し、ウクライナのドンバス地域を占領して以降は、ウクライナ現地のボランティア等と緊密に連携を図りながら、必要な支援を直接的にウクライナの人々に届ける取り組みを進めています。私たちは困難な状況にある人々の手助けをするために力を尽くし、持続的な変革を実現するために力を尽くしていきたいと考えています。今後も、より多くの人々が私たちの活動を通じて希望を持ち、共に成長し、世界平和の実現に寄与できるよう尽力してまいります。


理事長ご挨拶

私は当協会の理事長として、日々、ウクライナ独自の文化が何世代にもわたるロシアの支配によって次第に侵食されてきた歴史を振り返ります。そして私たち、現代の世代は、世界中からウクライナ文化の断片を集めることで、自国の文化を再認識し守るという使命を果たしてきました。

2014年のマイダン革命の成功を通して、私たちは文化の再興と再建を含む「より良いウクライナ」を築くという決意に駆り立てられましたが、その真っ只中に、ロシアによる侵略に立ち向かうことにもなりました。 ロシアの侵攻が長期化する中で、その過酷な侵略戦争がもたらす困難に立ち向かうのと同時に、私たちはウクライナの再建と文化保存への決意を揺るぎないものとしています。私たちは団結し、逆境に打ち勝ち、明るい未来への旅を続ける意志を強めています。日本とウクライナの国際交流は文化、経済、教育、科学技術など多岐にわたります。様々な交流活動を通じて、両国の文化や価値観を尊重し、友好的な関係を深め、世界平和と繁栄に寄与していきたいと考えています。

NPO KRAIANY 理事長

コヴァリョヴァ・ナタリヤ