ウクライナ負傷兵の治療費の募金活動のお知らせ

2024年3月3日に開催される東京マラソンに、ロシアによるウクライナ侵攻で足を失ったウクライナ負傷兵のロマン・カシュプールとユーリ・コズロフスキーが参加し、義肢をつけて42キロの長い道のりを走ります【ウクライナ語】。彼らの参加は、負傷者の日常生活復帰に対するモチベーションを高めるだけでなく、重傷を負った人々を支援するための資金を集める重要な意味も持ちます。

ロマン・カシュプールとユーリ・コズロフスキーはすでにロンドン、ニューヨーク、ブリュッセルでのマラソンに参加し、ロシアによるウクライナ侵攻で手足を失った人々の義肢の製造費等を集めてきました。 東京マラソンも同様に、医療費を集めるプロジェクトの一環として参加します。今回はウクライナ負傷兵デニス・ドスージーの治療に必要な体内に埋め込む装置を購入するのに使用する支援金を集めています。デニス・ドスージーの症状を改善するためには、神経に対する外科治療が必須だと医師によって診断されました。キーウの神経外科研究所の医療専門家が手術を無償で行うことに同意しているものの、体内に埋め込む装置本体を購入するための費用、総額740,000グリヴナ(約280万円)を必要としています。

NPO KRAIANYはウクライナ現地パートナーの「Charity Foundation CITIZEN」と共に、ウクライナの負傷者の医療費支援を行っています。

日本でのスポンサー:

ご支援・ご協力よろしくお願いいたします。

デニス・ドスージーのパーソナルストーリーと詳細は下記をご覧ください。


デニス・ドスージー、コードネーム「アヤックス」、対戦車隊の指揮官。ヘルソン州生まれで、6歳から孤児院で育ちました。

2016年に24歳という若さでウクライナをロシアによる侵略から守るために軍に入隊。「私の義務は私たちの独立を守ることであり、8年間責任を持って守り続けてきた」とデニスは語ります。ドネツィク州とルハーンシク州での防衛戦に参加し、後にハルキウの防衛やハルキウを占領から解放した反転攻勢にも携わりました。

2023年2月1日、ルハーンシクでの戦闘中に脊椎と脊髄の重傷を負いました。デニスは10ヶ月間、健康を取り戻すために闘ってきました。

「これまでずっと、下肢のひどい神経障害性疼痛に悩まされてきました。激しく刺されるような痛みで、筋肉が引きちぎられ、足が切れるように感じることもあります。そのせいで長時間座ることも、車いすでの外出も、車椅子での生活を満喫することもできません(足が動かないので、車椅子が唯一の移動手段です)。絶え間ない痛みで眠ることもできません。昼も夜も、動くたびに地獄のような痛みが襲ってきます。人生に絶望を感じます。10ヶ月の懸命な闘いにもかかわらず、痛みは和らぎません」とデニスは言います。

症状を改善するためには、神経に対する外科治療が唯一の手段だと医師によって診断されています。キーウの神経外科研究所の医療専門家が、手術を無償で引き受けることに同意しました。手術自体は無償ですが、体内に埋め込む装置本体を注文し、購入するための費用、総額740,000グリヴナ(約280万円)を必要としています。

デニスが自身で購入費を負担することが困難であることから有志の皆様にご協力・ご支援をお願いしています。

デニスは負傷後、リハビリの第一段階を完了しましたが、過度な痛みのためにリハビリを中断せざるを得ませんでした。専門家は彼の回復の見込みはあるとしていますが、まずは痛みを軽減してからリハビリを再開する必要があります。

この手術は、彼に取って痛みのない生活への唯一の希望です。

必要な資金: 740,000 UAH(¥2,823,896)

振り込み銀行口座

  • 口座名義: 三菱UFJ 銀行 (Mitsubishi UFJ)
  • 支店: 品川駅前支店 588
  • 預金種目: 普通
  • 口座番号: 0516596
  • 口座名義: トクテイヒエイリカツドウホウジン ニホンウクライナユウコウキヨウカイクラヤヌイ

振り込みをされる際に 「マラソン」と振込み人名義にご記入ください。

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