支援拠点の運営(ザポリージャ州)

NPO KRAIANYはロシアによる戦争と占領に苦しむ人々への一時的な避難所として “All-Ukrainian Association 'PATRIOT'" 主導のもとザポリージャ地域においてロシアによる占領を逃れた家族のための支援拠点を開設し、運営しています。

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ロシアによる全面侵攻が始まってから、得に東部の地域からロシアの占領から逃れようとする人々はザポリージャを経由して避難していました。 真冬の寒さと悪天候の中、持ち物もなく行き場のない人々、小さな子どもを連れた避難者が一時的に休み暖を取り、空襲警報が絶え間なく鳴り響く中で眠ることができるシェルターを確保することが急務でした。

そこで、KRAIANYはパートナーのAll-Ukrainian Association”PATRIOT”と共に敷地探しから、書類作成、作業範囲の決定、部屋の修理、資材の調達、作業員の確保、家具の配置など様々な作業を乗り越え、占領地域から逃れる人たちのための一時シェルター(仮設住宅)を完成させました。

このシェルターでは、避難者が宿泊できる施設として家具付きのファミリータイプの部屋が25室、キッチン、ダイニングルーム、子供たちが安全に過ごせる地下のプレイルーム、新しいシャワーとトイレ、ランドリールームなどが確保されています。